ブラック企業との戦いの先の未来を見すえる行動」カテゴリーアーカイブ

労働紛争における『目標』と、人生における『目標』との違いは

私のホームページでは、労働紛争における戦略的思考方法について説明しているカテゴリーがあります。

★労働紛争における戦略的思考方法についての私のホームページはこちら。

この中で、『労働紛争における戦略的思考法 ~(1)最終目的の設定』というページがあります。

ここで少し話してみたいです。『人生における目標と、労働紛争における最終目的では、どう違うのか?』という問いです。

最終目的と目標、という単語の違い・・・そういうツッコミは今は置いておきましょう。目指すべきもの、というニュアンスでは、両者とも同じでしょう。

労働紛争における最終目的とは、最終的に戦うことで何を目指したいのか、であります。

一方、人生における目標とは、もっと大きくて、これから先どのようなことを追い求めて生きていくのか、といった感じだと思います。

人生の目標の方が、より大きな視点に立っているのですね。

しかし、両者がまったく関係ないかといえば、そうではありません。

労働紛争の最終目的を設定する場合、その人の性格や追い求めるべき目標が大きく参考になる場合があります。

私は人生において~という目標を持っているから、今回の不当な行為では、・・・という目的をもって戦う道を選択する、といった感じです。

そうやって考えると、自分を見つめ、人生の目標をある程度明確にしていないと、いざ労働紛争になった時に、一時の感情に基づいた目的を設定してしまい、自己の価値観と違った結果、環境をまねていてしまう危険があることになります。

自分を探す、というのは、甘ったれたたわごとのようにとらえる人間が多いのです(特に、『社会は厳しい』と言う大人気取りの人間がよく言う)が、心穏やかに、そしてブレずに生きていくうえで、自分を探すことに取り組むことは本当に重要だと、実感しています。

少し話がそれましたが、労働紛争の最終目的を設定できない人は、時間がかかってもいいから、自分というものを探ってみるといいかもしれません。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



「生兵法は大けがのもと」という前に、あなたの抱えるケースに合わせて熟考・行動してみる

「生兵法は大けがのもと」

有名なことわざですね。このブログが、労働者のための兵法をテーマにしているので、少し触れてみたいと思います。

ここでいう「兵法」とは、どうも日本の剣術などの武術を指すようです。日本では、「兵法」というと、剣術を示すようですね。中国などでは、兵法はそのまま兵学や軍事学を指すようですが。

このことわざ、中途半端な技術に頼って事を起こすと大失敗する、という意味です。

確かに参考になる教えでもありますが、あまりにこのことわざの姿勢で人生に臨むと、何もできない人間になってしまいそうです。

私は、失敗をしてもいいから、チャレンジしてみたほうがいい、と考えます。

このブログでは、兵学をもとにした話をよく記事にします。その反応として、素人が兵法なんて・・・と冷ややかな反応もあるのは事実です。

しかし、兵法などというものは、その知識や教えを、実際の場で使ってみないと分からないものです。

失敗を恐れ、大けがのもと、という考えにビビり、何もしなければ、いつまでたっても「経験に裏打ちされた兵法の使い手」にはなることができないのではないでしょうか?

このブログを読んでくださる方の中に、今まさに労働トラブルに巻き込まれている方、もしくは巻き込まれそうな方は、いくつかの兵法書を読んでほしいのです。

代表的な兵法書は、孫子の兵法でしょうか。

孫子の兵法を最初から読んでいけば、あなたの抱える紛争に応用できそうな箇所が必ずあるものです。

孫子の兵法は抽象的で具体例に乏しい、という意見が聞こえますが、そうだからこそおすすめをするのです。

何度も読んでみて、あなたの例にあてはめてみるのです。

あなたの例に当てはめて考えるだけでも、十分行動を起こしたことになります。ほとんどの人は、兵法の字面だけを読み、なんとなくわかった気になっているのが現状です。

些細なことでもいいのです。

例えば、勤務先にどうすうこともできない傲慢上司がいるのならば、その人間を黙らせる方法を真剣に考えてみる。いくつかの手段をリストアップします。

そこに挙げる黙らせるためのいくつかの策は、実現することが困難なものでもいいのです。

兵法の考え方を参照にして、自分なりに考える。自分で考えることが必要なのです。行動はそのあとです。考えたら行動を起こします。結果はうまくいかなくてもいい。失敗と成功をえて、ひととおりの社会人になるのでしょう。

生兵法を生きた兵法に変えるためには、行動に移すこと。

その瞬間から、「生兵法」は「兵法」に変わっていきます。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



即金ビジネス最大の弊害・・・『ずっとそのやり方を続けるつもりですか?』という勧誘言葉

即金ビジネスについて書いたことがあります。今日は、即金ビジネスで最も罪深い点に触れていきたいと思います。

「即金ビジネス」とはその名の通り、『即効でお金が手に入る』ことを謳ったお金かせぎの方法です。

そしてインターネット上には、即金ビジネスを紹介するためだけのホームページがたくさんあります。

即金ビジネスを紹介するホームページを見てみると、その魅力的な勧誘文は、いつも長時間働いてでしかまとまったお金を得ることが出来ない私たちの心を、恐ろしいくらいにくすぐります。

会社からの給料だけでは不安だと感じ、投資や副業にいそしむ人もたくさんいると思います。

そんな人にとって最も罪深い言葉は、この商品紹介ページに書いてあるよくある文・・・

『ずっとそのやり方を続けるつもりですか?』

魅力的な紹介の中でこのような問いかけをされると、投資や副業で成果の出てない人の心は本当に揺らぎます。この言葉は、自分の選んだ分野で地道に努力していくという意欲を大いに奪い去ります。なんと罪深い言葉でしょうか。

投資にしろ副業にしろ、取り組む過程では実に地味な作業がたくさん待っています。

コツコツ投資をし始めのころは、額があまりに少額である場合が多いので、株価の上昇や投資信託の基準価額の上昇があっても、増える額は大したことがありません。

副業に関してもそうです。特にアフィリエイトなどのインターネットビジネスは、最初のうちはほとんど収入などありません。眠たい目をこすりながら、ひたすらパソコンに向かっているとしてもです。

つまるところ、どんなことをするにしても長い時間の投資が必要となります。

何かをすることでいきなりめまぐるしい成果が出るなど、ほとんどありません。

インターネット上の即金ビジネスも、ふたを開けて見れば地道な努力を必要とする場合が多いのです。成果が出始めるまでの地道な時間は、どうしても必要となります。

自分の興味のある分野や、好きなこと、使命を感じることを選び、地道に勉強・経験して自分の言葉で文を書いたり紹介したり、作ったり、教えたりする・・・・

それが経済的な自立を少しでも進めるうえでの王道である、と多くの先人たちは言っております。

どうしても即金ビジネスが気になるのならば、一度購入してトライしてみるといいでしょう。

百聞は一見にしかず・・・です。

そしてこれらのノウハウを利用する場合でも、地道な努力と下準備が必要であり、かつあなたの心が命じる専門分野を変更しないでも済むような商材を選ぶべきです。

てっとり早くお金を稼ぐためだといって、あなたにとって興味もない化粧品やクレジットカード・成功ノウハウの紹介に取り組ませるような商材は止めた方がいいでしょう。

その商材がインチキ、というわけではなく、あなたが続けることが苦しくなるからです。

自分をじっくりと見つめ、心から『好き』だとか使命を感じる分野を選び出し、お金抜きで没頭するくらいにコツコツと取り組んでいくこと。

それこそが成功(その意味も人それぞれ)への道のりだと思います。経済的自立も、そのおまけだと思っています。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



見栄も地位も財産も何もかも不変のものはない、という考えから行動に移して、今の私がある。

いつもこうしろ、ああしろ、と言っているばかりなので自分の行動の成果をすこし書いてみたいと思います。

3年前、私は「経験がないから今までの経験のある仕事に行く。行きたくないけど・・」と後ろ向きなことを考えていました。

しかし、多くの考えに触れ、考え方が大きく変わっていき、今ではコネも経験もない世界に飛び出しています。

考えても見てください。以前の会社では、パワーハラスメントで威張りちらしている課長ですら、私の意見を聞かなかったのに、今では多くの人がこのブログを見てくれています。

これって当時では考えられないような、大きな大きな成果ではないでしょうか?

今はブログのせいもあって、多くの人が意見を世に出していますが、皆当たり障りのない日記が多いです。それはそれでとても面白いです。生身の本音の感想が書いてあったりして、とても面白いのです。

しかし私はあえて、労働関係の、本当の、醜い世界も隠さずに書いていきたい。そこで理想も語りたい。多くの人に「きれいごとだ」とか言われますが、その考えのおかげで今は大きなる変化を受けることができるのです。

きれいごとと言われて落ち込んで行動に移さなかったら、私は何も今でも変わっていなかったでしょう。何も特別なことをしたわけではありません。自分に自信を持ち、胸を張って動いただけです。

その行動ですらも、変わったことをしたわけではありません。やりたいことがあって、それならばこの行動が必要だと考えて、それを実行しただけです。

実行したいという気持ちは、自分の考え方を少し変えただけで湧いてきました。大金をはたいて買ったわけでもないのです。

もちろん、いろんな人の本を読みました。ある時気づいたのですが、皆究極には同じことを言うのですね。

その一つが、見栄も地位も何もかも不変のものもない。とらわれずありのままに、したいように・・・とうい考え。

賢人の多くがそのように言うということは、そのようにすれば私も少しは変わることができると考えて実行したわけです。

何も特別なものはなかった。今の状態で出来ることばかりだった。

やってみませんか、そして、自分の生活を変えてみませんか?という言葉は甘美ですが、その言葉にうまくのせられて行動してみるのも、なかなかいいですよ。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



成功しても、死んでしまったら、記憶から消えていくのか?であるなら、己の心のままに生きたい。

本屋に行くと、あふれんばかりの成功本の数々。内容を見ると、その多くは世俗で言われる成功を追い求めることばかり。

これだけ多くの成功本があふれていると、その人自身が持っていたユニークでマニアックな夢ですら、それらの成功本が説く「成功」に変えられてしまうのではないだろうか?

例えば、ある人が「宇宙船を作りたい」という夢を持っていたとします。しかしちまたの成功本を何冊か読んでいるうちに、いつしか「お金持ちになること」が夢になってしまう、というようなことです。

夢というものは、追いかけているうちはその人のやる気と向上心をはぐくみます。しかしそれは、その人が心からの夢を見つけて追いかけている時だけの話です。

なんとなく「これが私の心からの夢なんじゃないかな?」というノリでは、意欲もわいてきません。私がそう感じているのです。そして他の多くの人も言っています。

私の周りには、日本人的な安定コースを外れた人がたくさんいて、彼らは彼らなりに真剣に悩んでいます。

周囲の人間は、非正規で働く不安的な身分と、彼らの発するおちゃらけた言葉だけを取り上げて「もっと真剣に真面目に生きなければならない」と決めつけ、彼らの奥底にある真の苦しみに目を向けようともしません。

「ランボルギーニに乗りたい」といった彼だって、仕事を辞めてしまって周りの嘲笑にさらされている彼だって、これからどうしよう、どうしよう、とふと心の奥底にある苦しみや苛立ちを口にするのです。

そんな悩む彼らのような人間の前に、ちまたにあふれる成功本の内容は、とても誘惑的に見えます。そして成功本の甘美な内容を「自分の待ち望んだ夢」と思いこみ、ますます己だけの価値観から外れ、真の夢のへの道から外れていくのです。

そんな自らの夢ですら維持するのが難しい中で、己の憧れを信じて新しい世界に飛び込み、己の心の命じる夢をかなえ、そして死んでいったある男性の話を聞きました。

その男性は単身新しい世界に飛び込み、周りの偏見とも戦いながら一定の成功をおさめます。しかし病が彼を襲い、帰らぬ人となります。

しかし彼は、己の夢に生きたのです。彼が人生を幸せに思っていたかどうかはわかりませんが、己の夢に生ききったことは、とてもまぶしく映るのです。

成功を収めたその男性の記憶も、時の流れとともに人々の記憶から忘れられていきます。知っているのは、親友や家族・親族のみ。でも、それでもいいのではないでしょうか?

成功本の説くような金持ちになったところで、やはり死んでも人々の記憶からなくなっていく。生きている間に、お金を使いまくったり、権力を振りかざして大きな顔をしても、それは本当に心を満たすことだったのだろうか。

その成功者が、心からの真の夢が、金持ちや権力者のようになって大きな顔をする、というものなら、それはいいのかもしれないが。

私は、己の憧れに心を砕き、ひたすらにその道を歩みきった男性のような人生を望みたいです。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



夢をかなえるための道のり(1)~宝くじを当てようとするよりも、自ら宝を作ろうと考え直す

夢がかなうのは遠い未来のことでしょうか。

『夢をかなえるための道のり』という題名で、真の夢を探す方法、夢をかなえるための道のりの歩き方、夢が今すぐにでも叶ったり動き出したりする事実を書いていきたいと思います。何回かに分けて書いていきますので、少しお付き合いください。

今置かれた現状が、自分が思い描いている状態とかけ離れている人たちの励みになればいいな・・・という思いで書きます。

・・・さて、本題に入ります。夢がかなう、と言われてすぐに思い出すのは、『宝くじの当選』ですね。

しかしすべての人に言えることですが、宝くじに当たるより、自分で夢への道を歩き出し、自分の思い描く専門家やマニアになって稼いだりする方が願望実現の可能性ははるかに高いのです。

ちなみに聞いた話によると、宝くじに当たる確率は、年末ジャンボの場合、1000万分の1だということです。とんでもないくらいに低い確率です。ロト6で一等が当たる確率も約600万分の1。

参考までに、落雷によって命を落とす確率が177万分の1。私たちが望まないうえに、自分には全く関係ない、あり得ない、と信じている落雷に当たる確率よりもはるかに低い確率なのですね。

いかにジャンボ宝くじやロト6で1等を当てることが大変かということがわかります。

時折、目標の実現手段として宝くじをたくさん買う人を見ますが、夢を買う程度の気持ちであり、真剣にそれを当てようとは思っていません。

宝くじは、『極めて実現の薄い願望の実現の可能性を少額のお金で買って、わずかな可能性のある状態のなかで空想する楽しみを得るための手段』だと思っています。これはとても楽しくて、私も以前はよく味わっていました。

しかし今日の記事は、そのような願望の可能性の購入を説く内容ではないので、話を先に進めます。

宝くじを買って可能性を楽しむことも並行しつつ、今日勧める内容にも取り組んでほしいのです。

やっと本題です。

夢実現に向けて歩き出す秘訣の一つは、私の夢は今この瞬間から叶う、ということを理解して、宝を生み出していくことです。

人は何かしらきっかけがないと、夢の実現はなされないと信じています。そんなきっかけは待っていてもまず起こりません。きっかけがいつまでたっても起こらないので、みんな行動せず、いつまでたっても夢に近づかないのです。

でも「あなた自身で宝を作る」という発想ならば、少しは行動する気になります。

今この瞬間から、誰にも遠慮しない心で導きだした「夢」に向かって動き出すんだ、ということを喜んでください。今まで障壁だと考えていた事柄が大したものでないことに気づくでしょう。

動いてみると、その場所より考えられないくらい前に動くことができて驚きの連続です。とにかく動くこと・行動することが大事なんですね。

つまり、行動に移すための起爆剤が「今この瞬間から夢は叶う」と考えることです。動いたところで成果が見えるのは10年後、なんて言われると誰もやりたくないですよね。

今あなたが動くならば、行動の結果により、最低でも動いた分だけの変化が訪れます。

その行為は、宝くじを当たることを願う、という受動的な行為よりもより積極的です。

宝自体を自分自身で作り出すのですから。

自分で作り出すなら、当てる必要も、掘り出す必要もありません。

自分で作る宝は、充てる宝よりもはるかに小さいかもしれないけど、作る喜びがあなたを幸せな気分にしてくれるでしょう。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



夢をかなえるための道のり(2)~心から湧き上がる「夢」こそが本当に追い続けることができる「夢」だと理解する

「夢をかなえるための道のり」の第2回目です。

今日は、夢をかなえるためのもっとも基本的な事柄について触れたいと思います。

それは、あなたの「夢」をはっきりさせることです。

ここで注意が必要です。その「夢」とは、誰の気兼ねもなくあなたが選び取ったものでなければなりません。

よくありがちなパターンをあげましょう。

★ 人に笑われるのを恐れ、ありがちな「夢」を設定してしまう

★ 心の底から湧き上がる「夢」見つけ周りの人間に語ったが、「甘い」「非現実的だ」と言われたため、彼らの目を気にして周りの納得するような内容におさめた。

例えば、昔江戸川乱歩の少年探偵団に憧れた少年がいたとします。

彼はずっと少年探偵団になりたくて、成長の過程でもずっと推理小説や探偵本などを読んでいた。小説の中のような、鋭くて悪にもひるまない強い探偵の姿に憧れ、思春期は空手なども習っていた。彼は本当に心から探偵に憧れていたとします。

しかし具体的な進路を決める年になると、学校の先生や親に少年のころ夢見た「名探偵」になりたいことを言えず、加えて周りの友人に笑われたりして、月並みな目標に変えてしまう。

たとえば、探偵でなく警察官、とか、探偵でなく弁護士、とか・・・。本当は、彼は心の中では探偵になりたかったのに、いつの間にか現実的で社会に受け入られやすい目的に変えてしまうのです。

たとえ彼がとても勉強ができて司法試験に合格する力があったとしても、そして実際に合格したとしても、彼は本当に心の底から幸せを感じることができるでしょうか?

たとえ彼が警察官、もしくは刑事になって犯罪捜査に携わることになったとしても、本当に心の底から幸せを感じることができるでしょうか?

弁護士も警察官も、過酷で厳しい現実に直面する機会はたくさんあります。その時挫折しないにしても、昔の心から惚れていた「夢」を思い出して、後悔することはないだろうか?

弁護士という職業も、刑事という職業も、テレビドラマの影響などから、心底憧れている人がたくさんいます。

しかし彼にとっては、「探偵」こそが心の底から湧き上がる本当の夢だった。

彼にとっては、弁護士や刑事は、妥協した産物でしかなかったのです(刑事や弁護士に憧れている人ごめんなさい、たとえばの話です)。

しかし多くの人は、「そこまで強いあこがれや目的なんて、なかったよ」というはずです。

でもあなたの心が燃え上がるような夢のきっかけは、意外とあなたの今までの人生の中にあると思うのです。

次回は、それを探すための旅の方法について書いていきたいと思います。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



夢をかなえるための道のり(3)~自分のルーツを探り、本当の夢を見つける

多くの人は、一生かかっても飽きることのない「夢」をなかなか思いつかないはずです。

私もそうでした。学生から20代後半まで意地になりつつも追い続けた目標に敗れたあとは、本当に放心状態になっていました。

何をしよう、というよりも、これからどうしたらいいんだ?という感じでしたね。

仕事など選べる状態ではなかったです。たくさん面接を受けて、採用してくれるところに入るだけでした。

心の空白を埋めようと週末にスポーツにふけったり、慣れないアウトドアをしてみました。これらはとても楽しかったが、生きがいとまではいかないな、と少し冷めた目でみてました。

その状態は本当に長く続きました。

ながらく、以前心の底から思い描いた理想みたいな憧れを忘れていました。

それを思い出させたのが、最後に経験した労働トラブルによる退職だったのです。キッカケとしてはあまり好ましくないけど、これが昔を振り返る時間を与えました。

退職後は、本当に考えました。昔を探るつもりはなかったのだが、自然と心が躍っていた時代を思い出すのです。

それがゆえに、昔思い描いていたものを思い出しました。

自分がむかし考えていたことを思い出す作業は、考えている以上に大変だが、面白いものです。

忘れていた理想や特技・好きだったことなどを見つけることはある意味とても感動します

これは一種の『旅』ですね。

その長い旅の中で、なんども寄り道したり、道を間違えたりして、やっとたどり着いた場所・・・

過去にとらわれるな、とか、後ろを振り返るヒマなどない、などと言わず、ぜひとも昔の自分と話をしてほしいですね。

憧れを思いだし、再び心が躍るかもしれませんよ。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

ブラック企業に負けないための「戦略的思考」の用い方



ハローワークの死刑宣告~『自己都合退職と判断されて失業保険がもらえなくなった』時に食い下がる方法

ハローワークにも死刑宣告に似たシーンがあります。失業保険不支給等の時です。死刑宣告に例えるとは、なんとも大げさな話だと思われるかもしれません。なぜそのような大げさな例えをするか?

このブログの読者には、会社の不当な行為で突然仕事を奪われた人もいるはずです。そのような人は仕事で食べていくための術を失っているのです。その人にとって、失業保険をもらえるかもらえないかは大変重要なこと。そんな時に、不支給の決定はどれほど大きなショックを与えるでしょうか?

さて本題に入りましょう。

失業保険をもらうことができない理由はたくさんありますが、今日は最も深刻で許されない例を挙げます。

それは、自己都合退職だと判断されたがために、雇用保険を支払っていた時期(つまりは入社してから退職するまでの期間)が短くて失業保険を支給される条件を満たさなくて不支給になる場合です。

自己都合退職の場合、1年間在職して雇用保険に加入していないと失業保険はもらうことができません。しかし会社都合で辞めた場合(解雇・会社の倒産など)は6か月加入でもらえるようになります。

嫌がらせやイジメ等を受けて耐えられなくなって辞めた場合、理由はどうあれ外見上は自己都合退職です。

もちろん、ハローワークで異議を唱えればいいのですが、それが認められない場合、自己都合退職と会社都合退職の加入期間の条件の差で、失業保険不支給になる可能性があるのです。

※「社会は厳しい。経営者にも都合がある。仕事ができないなら、クビになっても当然だ。」という批判は、今この場では必要ありません。この記事は、不支給の決定に対してどのように食い下がるかを説明する記事だからです。そもそも、すぐに仕事を辞めることをどうして「悪」だと決めつけるのでしょうか?経営者の強引な首切りに対して、「経営者にも言い分があるから・・」と擁護するのに、辞める労働者に対しては厳しすぎるのではないですか?

その場合はどうするべきか?

まずはハローワークで、失業保険支給手続きの中で見せられる離職票について、退職理由の記載欄の確認をされるときに異議を申し立てることです。

ハローワークには、会社が提出したあなたの離職票が提出されています。支給手続きの中で、職員が離職票の退職理由記載欄に会社が記入した内容を見せ、確認を求めます。

※あなたが会社に持っていく書面は『離職証明書』。会社はあなたが退職すると、離職票をハローワークへ、そして離職証明書をあなたへ郵送します。

嫌がらせやイジメなどであなたが会社を辞めた場合、その離職票や離職証明書の退職理由記載欄にはおおかた以下のように書いてあります。

『自己の申し出により退職』

その記載に異議を申し立てます。実はかれこれこういうことがあって、本当は辞めたくなかったのだけど、致し方なく辞めたのです、と。

そうすると職員があなたが退職するまでの経緯を記入する用紙を持ってきます。

その用紙に、あなたの覚えている範囲の内容を書いていきます。できることならば、嫌がらせの過程で受けた証拠(辞令や、嫌がらせ内容を書き記したノートなど)をその場に持参し提出し、自己都合退職と判断され不支給になったならば、審査請求をする思いだと伝えます。

多くの場合、用紙に記入した後、少しの時間をおいてその場で自己都合退職か会社都合退職かが決定されます。

注意点を一つ。応対した職員は多くの場合、直接に判断を下す人間ではないので、あくまで協力を求めるつもりで普通に対応すべきです。互いが不快な気持ちになることを回避できる可能性が高くなります。目的は失業保険をもらうことです。ケンカは必要ありません(侮辱や暴言を吐かれた場合は我慢する必要はありません)。

自己都合退職だと判断された場合は、その場で審査請求の意思を伝えます。難色をしめしても、断固とした意志で審査請求の手続きを求めます。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

会社を辞める時に「家計」を守るためのこれだけ!講座



職を失うなどして年金保険料を払うのがキツイ場合は、免除申請をしよう

リストラや会社の倒産などで、一時的に無職になったり食いつなぎで少額のアルバイトをしてる時でも、国民年金の保険料は納めないといけません。

しかし、その保険料額ですが、平成22年度分で15,100円でして、妻と2人ならば、結局払う額は30,200円となってしまいます。

この金額は、一定の安定した収入が断たれた人にとっては、本当にキツイ金額ですね。

かといって、年金保険料を未納の状態にしておくと、年金をもらうのに必要な300カ月を満たさなくなる恐れがありますし、場合によっては障害年金や遺族年金ももらえなくなる恐れがあります。

また、保険料を支払わなければ、当然将来にもらえる年金の額も少なくなってしまいます。

それはあまりに本人にとって酷だと思うのです。

そこで、リストラなどによって職を失った人や、安定して一定の収入を得られる職業に就けない状態の人には、年金の免除申請制度を利用することをオススメします。

・・・この制度、生活保護申請と違って、窓口の公務員に嫌なことを言われることもほぼありません。

市役所の年金課が申請の窓口ですが、市役所の窓口は申請の窓口であるだけなので、手続きは非常に事務的であっけないものなのです。

市役所の窓口ですぐに免除が認められるわけではなく、約2か月後くらいに決定されます。収入が一定の基準を満たさないと、その収入状況に応じて払う額がいくらか免除されます。

免除されると、当然未納期間としてはカウントされず、保険料を納めたことになるので、年金を貰うことが出来る最適月数たる300カ月にも加算されていきますし、障害年金や遺族年金がもらえなくなる、という不利益も無くなります。

ただ、保険料を納める額が少ないので、年金額が増えていくのがすこし鈍くなります。

しかし、未納ならば、全く額も増えないですが、免除申請をして申請が受理されれば、たとえ全額免除となっても全額納めた場合の2分の1は増えていくのです。

・・・国民年金の被保険者で収入が極端に少なくなった人は、とりあえず免除申請して年金保険料の未納の心配をなくしましょう。

もし収入が安定して余裕が出てきたら、過去10年までの分を追納すればいいのです。追納出来なくても、未納でないならば、年金をもらう時のハンディは、額が少ないだけで済みます。

年金の免除申請の詳しいマニアックなことについては、また述べたいと思います。

・・・・とにかく、厚生年金の被保険者から外れてしまって、収入が激減して保険料まで払えないと思った時は、市町村の年金課まで行って、免除申請です。

会社を辞めてから直ぐ行く人は、会社から送ってくる「離職票」を持って窓口に行きましょう。あなたが他に収入が無いならば、全額免除の決定がなされるでしょうから。

未納期間をなるべくなくすことが、年金を上手にもらうための最低限の対処法だと思っています。

ブログtop

管理人ホームぺージtop

会社を辞める時に「家計」を守るためのこれだけ!講座