労働者が望む将来(会社への経済的依存脱却)を目指して、何を買ったらいいのか?よく考えることがあります。
(1)今自分が得意としている技術をより一層高めるための書籍・講座
(2)パソコン
(3)ホームページ作成の技術を教えてくれる書籍
の3つを挙げるでしょう。しかし(2)を購入するのはなかなか高額で敷居が高いですね。でも実は、私は(2)を最も薦めるのです。
私が最初に使ったパソコンは、ウィンドウズ95のオペレーションソフトが入った機種。ブラウン管のモニターがやたらと大きい、今では考えられない機種でしたね。
でも、パソコンの可能性を感じるうえでは十分すぎるくらいの性能と魅力を備えた機種でした。いとこのおさがりだったのですが、その出会いがその後を大きく変えたといってもいいでしょう。
あの頃はインターネット上のホームページ数も少なく、動画サイトもなく、目新しいモノといったら、私が興味がある商品を販売している企業のホームページくらいでした。でもそこで繰り広げられる情報量の多さに気持ちが高まり、「私も自分のホームページを持ちたい」と考えたものです。
本屋に行くと、わずかではあるが、自分の力でホームページを作成する方法を教える教書があったため、早速購入し、ウィンドウズの付属ソフトである「メモ帳」を使ってプログラミングを始めました。
その行動の結果の積み重ねとして、今の私のサイト「ブラック企業の労働基準法違反に負けない!応援サイト」につながっていくのですが、最初は本当に、なんの装飾もない、シンプルなページでした。
どんな形であれ、何が一番可能性と魅力を感じたかというと、自分の考えを世に発信することが、書籍の出版や広告の掲載によらずともできた、ということでしょう。
誰の修正や意見も経ることなく、己の真の考え方が発信できた。そこがたまらなく嬉しかったのです。実生活において己の腹の内を発信する機会というのは、意外と限られるのです。発言すれば、上司や同僚、家族に苦情や修正を加えられます。
自由に己の意見を発信することができることは、現在多くの問題を生じさせています。しかし今まで有名人でもなかった一般人が、全世界に情報を発信できる機会を与えたインターネットの功績は大きと考えています。
パソコンを買ってインターネットにつなぐことで、情報を受け取る手段に加えて、発信する手段も手にすることができます(現在はスマートフォンでも発信が可能になりましたが、やはりパソコンを持つと便利)。
ブログやホームページを持つと、そこでの副業をすることがクローズアップされますが、そのようなことはほんの一部の可能性です。あなたが発信したいマニアックな内容を発表するのが可能になることが、最も大きいのです。