思わず叫んでしまったのです。
今日、何かの理由で今まで働いていた場所を辞めてアルバイトをしている20代前半の青年と話をする機会があったのです。
話をしていて、思わず未来についての話になりました。
私は、日本人的正当コースを外れ、何かしらの野心や希望・夢を持った人間と、よく話す機会があります。今日もそんな機会の一コマでした。
単刀直入に聞いたんです。
それだけ長いこと働いていた場所を辞めたのだから、何か心の奥にくすぶっているものがあるんじゃないのか?目標や夢を描いているのでは?と。
そうしたら、いきなり、
『ランボルギーニに乗りたい。それだけです。』
と恥ずかしがりながら、しかし堂々と。
私は脳天をぶち抜かれましたね。
それからというもの、この時間まで、ずっとそのことをかんがえていた。
なんてことだ、
若いヤツが持つ夢には、リミットがねえ!
と思わず叫んでしまった。
大人になってから思いつく夢って、妙に一般的であったり、遠慮がちであったり、人の意見を気にしたり、組織にとって優等生的であったり。
子供の時のような夢を語らなくなるような気がする。
『正義の味方』とか、『総理大臣』とか『スポーツ選手』とか・・・・そんな話は聞こえてこなくなる。
そんな日々の中で聞いた、『ランボルギーニ』の夢。
今日はずっと、ランボルギーニ、ランボルギーニ、とつぶやいてしまっていた
あなたは、少年時代に、心奪われた夢や希望を、今でも持っていますか?覚えていますか?