なぜO工業で、私は改革に反発し戦ったか

新しいやり方を受け入れることができなかった、保守的な男・・・

前に居た工業系ツール会社では、私が会社に反発して辞めたのを、そのように思っている連中が多いらしい。

恨みも未練も当然ながら無いのだが、読んでいる人も居るため、ここで敢えて発信する。

なぜ辞めたか?それは、新社長の、不要になった人間に対する仕打ち(辞めさせ方)があまりにも卑劣で汚かったからだ。

関係の無い部署に飛ばし仕事を与えずわざと放置したり。成果が出ないと難癖をつけて罵倒して精神的に追い詰めたり。

今まで同じ釜の飯を食ってきた、自分より年上の方々に、立場が変わって考え方も変わったら、新しいやり方を推進する人を重視し、それまでの人を捨てる。捨てるならまだしも、自分の手を汚さないように、自分から辞めさせるように仕向ける。

ホームページでは、人当たりのいい、若手改革派社長として掲載されているが、裏を返せば、一族経営会社の思いやり知らずのボンボン傲慢人間である。

面従腹背すらおぞましかった。とにかく、このような人間に、こびへつらうのが、わずかでも耐えられなかった。

パート従業員に対する事前告知なしの給料減額についにキレ、総務へ苦情を言った。

「法律くらい守れ!ここは日本だぞ!」

その苦情の一時間後、まったく経験のない部署への異動命令が来ました。おいやって、そこで罵倒して、追い出す腹

当然拒否し、休職届を出し、戦闘態勢に入ったのです。

今でも、そのホームページには、にやけた笑顔が掲載されているらしい。見るのも嫌なので見ないが、変わらないようだ。

一度しかない人生、そこで面従腹背で自分を裏切って日銭を稼ぐか、その偽善面に正義の怒りをぶつけるか、私は迷わず後者を選んだ。

一週間後、私の実家の家の近くの公園で、バーベキュー大会をする会社の連中がいた。

彼らに不要とされ、追いやられ、その瞬間苦しみ、悩んで途方に暮れている中で、笑顔で楽しむ迎合し残った連中たち。

その笑顔を見ていて、自分の判断は正しかったと改めて思った。

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