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大きな夢を持ち、ブラック企業の愚行など超越してしまおう

ブラック企業の不当な行為にさらされて未来に絶望した時、その状況を救ってくれるのは、あなた自身があなたにとっての「大きな夢」を持つことです。小さい、他人に遠慮したものよりも、誰にも気兼ねのない大きな夢を持つことこそ、最もブラック企業との戦いにおける勇気を与えてくれます。

ブラック企業に対する、人それぞれの対抗手段。私なら大きな夢を持つ。

 夢はどうせならとびきり大きく、あなたの心に素直な方がいい。それは私が労働紛争に苦しむ人にエールを送るときに必ず言う言葉です。

 なぜその言葉にこだわるかと言いますと、自分に正直な大きい夢を持つことが、労働紛争を乗り切るための最も素晴らしい解決法だからなのです。

 労働紛争に巻き込まれると、人は様々な対応を取ります。ある人は労働法の知識を頭に詰め込むことに躍起になります。法律知識によって身を守ろうとするのでしょう。ある人は会社のやり方に今まで以上に臆病になり、ストレスを自分の中にため込み、体の調子を崩してしまう。ある人は、行政機関に相談して、会社を上から抑えようとします。弁護士や外部労働組合に相談する人もいます。

 私も労働紛争に巻き込まれたことがありますが、私の場合は徹底抗戦の姿勢を取りました。

 私は民法・民事訴訟法・労働法の知識をもともと持っていたので、自然と会社も私を警戒し、流れで抗戦状態となりました。しかし結果は、敗北というものがあるのなら、惨敗でした。

 会社は法や行政通達に明確に触れない箇所を突いてきて、私は訴訟で対抗するしかなかった。当時は不利益変更で経済的に困窮していたので、訴訟などとんでもなかった。

 証拠の重要性を認識していなかったので、証拠を全く集めていなかった。労働基準監督署もグダグダ言っているだけで腰が重いし、私は「誰も助けてくれない」と絶望し、憎しみで時間が止まってしまいました。

 労働法の勉強をし、権利を主張することは労働紛争を解決する上ではあまり役に立たないことだと思います。弁護士等に頼んで裁判で事のシロクロをハッキリつける覚悟ならいいのですが、それでももはやその職場での居場所はなくなるでしょう。同族会社であればなおのことです。

 私は労働者の権利の弱さに絶望し、転職をし、時を過ごしました。しかしここでも理不尽な労務管理による労働トラブルが起きました(私が直接されたわけではありませんが)。

 詳しいことはまた書きます。その職場では徹底抗戦はしませんでした。前の会社より一段とモラルの低い38歳の世間知らずの若社長でしたので、意見を言う気すらなくなっていました(結局言ってしまいましたが・・)。

労働法違反をしてくる会社を超越するキッカケとなった友人の言葉

 しかし私はその直前より友人の意見により、考え方が少し変わっていたのです。その言葉とは・・・

「この世は自分の力だけでは変えられるのは困難だ。唯一変えられる方法は自分自身が変わることだ。そうすれば世の中を見る自分の目が変わり、結果この世界が変わる。」

 私は今まで、理不尽が起きると、外部の環境を変えようとしていた傾向がありました。しかしこの考えによると変えるのは自分だけでいい。人の賛同など要らない。これはいい。私はその考えをきっかけとして、多くの本を読みあさりました。

 来る日も来る日も、労働法や法律の勉強はそこそこにして、ただ内面の考えを見つめなおす為の本を読み続けました。そして自分なりに消化し、職場でその考えのもと生活し始めました。

 大きな変化が訪れたのは間もなくでした。お金の稼ぎ方も、職業に対する価値観も、今まで私が信じてきた足枷も、実は全く思い込みであったと考えるようになりました。その考えが正しいものかは分かりません。しかし私にとっては正解でした。私の生活を変えたのです。

 失っていた誇りを取り戻し、理不尽に対して立ち向かう心も取り戻しました。自分を顧みると、この世で立派にやっていくだけの人間性は十分持っていたのです(それは誰にでもすでに備わっています)。

 毎日毎日、会社の経営者達の一方的な説教でそのことを忘れてしまっていたのでしょう。社長の説教は、夢を追う上で害以外のなにものでもありませんでした。

 今までは、どのようにしたら労働者が労働紛争で使用者に勝つことができるか、そんなことばかり考えていました。それが、違う考え方をしたお陰で、全く違うアプローチから思いがけずその問題が解決しました。

さあ、今度はあなたがブラック企業の愚行から超越する時だ

 その経験をしてから、そのことを身内等に話すと、そういう話を聞いたことがあるということを言っていました。

 私が読んだ本の著者らも、そのことを言いたかったのではないのでしょうか。辛い時もいかなる時も夢を持ち、それに向かって時を過ごすこと。常に望む事をイメージし、それが実現したものとし、その実現について感謝をする。

 それが出来たならば、幸せな気持ちになることができるのは間違いありません。幸福な満たされた気持ちは、すべての物事を良き方向にいざなうでしょう。

 夢は大きなほうがいい。そしてそれはあなたの心の底から望むものであるべきだ。しがらみ抜きで、笑われるんじゃないか、とか抜きで、心にあなたの夢を描き、大いにワクワクしてください。

 明日会社で見るであろう、嫌な上司の顔など想像するのは時間の無駄です。そんなものあなたの夢の前ではなんの意味も無いイメージです。

 常に心にイメージが出来れば、あなたは会社の枠組みに収まらない、超越した意識を手に入れているでしょう。自分のやりたいことが目の前で常に待っていたことを実感するでしょう。今このホームページを見ている瞬間からですら、全てを変えることが出来るのです。

 あなたをその職場のトラブルから解決する究極の方法は、あなたの夢と常に共にあること。あなたがこの瞬間から幸せの一歩を踏み出してくれることを願ってます。

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