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「録音」という証拠をとり、ブラック企業と戦う

ブラック企業と戦う時には、強大な相手に対し優位に立つ手段を行使しなければなりません。その手段の一つが、証拠の収集です。

有効な証拠の一つに、「録音」があります。このページでは、「録音」という証拠を取る方法などについて紹介したいと思います。

録音は、口頭で行われやすい違法行為に効果的。容赦せずに内密に録音する。

 証拠の効果はこれぐらいにして、次はいかにして証拠を取るか、です。

 今まで読んでお分かりいただけたように、労働紛争の証拠の基本として本サイトが考えているのは、「相手が話した内容の録音」と「詳細なメモ的日記」です。それを相手に内緒で取るのです。

 このページでは「録音」について述べていきます。

 なぜ録音という証拠が有効なのかと言いますと、言った言わないを相手に言わさないためです。これほど具体的な証拠もないでしょう。

 会社の規模が小さくなるほど、書面で契約を交わすことが少ないことを逆に利用するのです。小さい会社は、行き過ぎた退職勧奨・違法行為の通知も口頭で行われることが多いです (もちろん、会社からもらった書面は例外無くしっかり保存しておきましょう!)。

 書面で表されていなければ、後で立証するのは困難です。そんなこと言ってない、と会社は平気でウソをついてきます。不当行為をしてくる会社です。道徳的な想像は通じません。

録音するために、常日頃から準備・練習はしておく。

 今まで不当な行為を繰り返してきた会社に在籍している労働者の方は要注意です。いつ何時、不利益通知の面談を仕掛けてくるか分かりません。

 また、どの会話が証拠として有効かどうかなど、専門家でない限り分かりにくいはずです。ですから、身の危険を感じたら、面談はもちろんのこと、あらゆる会話を録音することです。

 会社はいつ面談を通して不利益通知をしてくるか分かりません。ですから、日頃から相手の声を録音できるアイテムを携帯しましょう。

 アイテムとして考えられるのはICレコーダーです。最近の携帯電話ではボイスレコーダー機能もあるので、最大録音時間やはっきりと録音できる隠し場所などをシュミレーションしておくと良いでしょう。

 胸ポケットの中で録音するのが雑音も少なくベストですが、目立って発見される危険もあります。私は、胸ポケットでは携帯電話で録音し、すねの部分にICレコーダーを貼り付けていました。若しくは、胸ポケットのある服の上にウインドブレーカーかなんかを来て隠してました。

 相手の声をうまく録音できなくても、あなたが会社側に質問した内容はしっかり録音できるはずです。

 録音で足らない部分は、次に紹介する「詳細なメモ的日記」で補うようにします。

 面談で会社のエゴに満ちた話を聞くの辛いでしょうが、あなたやその家族の尊厳を守るために頑張っていきましょう。

 応援しています。

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